Pythonのパッケージ管理

https://pip.pypa.io/en/stable/

• パッケージのインストールはpipを通して行う

  $ pip install <package>
  

  • 基本的には、PyPIと呼ばれるリポジトリから取得 https://pypi.org/
  • 任意のバージョン管理システム等、他のソースからも取得可能 https://pip.pypa.io/en/stable/getting-started/

• インストールされたパッケージは、システム全体で共有される

  • site-packages と呼ばれるディレクトリに保管

    https://stackoverflow.com/questions/122327/how-do-i-find-the-location-of-my-python-site-packages-directory

  • プロジェクトごとの独立したパッケージ管理が困難

    → 他環境で動かすとき、不足するパッケージの取得作業が煩雑になる

    → 単一のパッケージで複数のバージョンが必要な場合、競合が発生する

• 仮想環境を構築し、独立したパッケージの保管場所を設けることで解決できる

  • docker (コンテナによるOSレベルの仮想化。ここでは割愛)
  • venv

venvによる仮想環境

https://docs.python.org/ja/3/library/venv.html

https://peps.python.org/pep-0405/

Python3にて標準となっている軽量な仮想環境の仕組み

以下のコマンドにより作成される

$ python -m venv .venv

このとき、.venv 配下に以下のファイル群が作成される